segavvy’s blog

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MacBook Proの移行でBUFFALOのUSB有線LANアダプターを使いました

[2020年3月追記] この記事に出てくるUSB有線LANアダプター「LUA4-U3-AGT」は、 2020年3月現在、MacBook Pro (13-inch, 2019, Two Thunderbolt 3 ports)+macOS Catarinaで使用中です。macOS Catarinaでの使用については、こちらの記事をどうぞ。

仕事で使っていたMacBook Pro (13-inch、Early 2011)を、MacBook Pro (Retina 13-inch、Early 2015) へ変えました。その時の移行に関するメモです。

今回初めてRetinaディスプレイや感圧タッチトラックパッドを使いましたが、これは良いですね、さすがです。逆にちょっと残念だったのは、キーボードのストロークが浅くなってペチペチすることとEthernetのLANポートがないこと。あと、デザインがほとんど変わらないので、新しくなったのに誰も気づいてくれないことでしょうか。

そこで、ちょっと新しくなった感を演出するために黒のハードケースを付けてみたところ、昔のPowerBook G3(Wall street)の質感を彷彿させるような良い感じになりました。

安いのですが質感が良く、天板の浮きもありませんのでオススメです。このハードケースについては友達の星影さんがブログで詳しく紹介されていますので、ご興味のある方はそちらをどうぞ。

MacBook Proに黒いハードケース付けたらメッチャ格好良くなったので自慢するわ

あと、新しいMacBook Proが手元に来てから気づいたのですが、電源コネクタがMagSafeからMagSafe 2に変わって昔の電源アダプターがつながらなくなっていました。詳細はAppleさんのサイトに解説があります。

Mac ノートブックの正しい電源アダプタと電源コードを確認する

会社と家の往復に電源アダプターまで持ち運ぶのはさけたいので、上記サイトにも紹介されている純正のコンバーターを現在注文中です。

Apple MagSafe − MagSafe 2コンバータ

Apple MagSafe − MagSafe 2コンバータ

  • 発売日: 2012/06/13
  • メディア: Personal Computers

さて本題です。

Macの移行はMac同士を直結して、画面の指示に従って移行アシスタントにお任せするだけなので、いつもびっくりするくらい簡単です。今回もLANケーブルで直結してお任せするつもりだったのですが、新しいMacBook Proが届いてから、LANポートがなくなっていることに気づきました。

Mac同士は直結じゃなく同一ネットワークでつながればそれでも良いですし、TimeMachineのバックアップからも移行できます。ただ、さすがにWi-Fiでは100GBを超えるような移行は時間がかかりすぎます。Thunderboltケーブルで直結すれば良いのですが、このケーブルは地味に高くて移行のためだけに買うのはちょっともったいないですし、Thunderboltの有線LANアダプターもやはり地味に高いです。そこで、BUFFALO Giga USB3.0対応 有線LANアダプター LUA4-U3-AGTを買ってみました。USB3.0でGigabit対応なのにすごく安いですし、これなら大量データの転送時など日常でも活躍しそうです。

ただし1つ注意が必要です。このアダプターは純正ではないので、初めて使う際にドライバソフトをインストールする必要があります。

Macの移行は、初めて起動した時に画面の手順に従って移行アシスタントで行うのが一番簡単なのですが、その段階ではこのアダプターのドライバが入っていないので使えません。そのため、初めての起動時は移行を選択せずに普通に新規アカウントを作ってログインし、ドライバを入れてから自分で移行アシスタントを動かす流れになります。この時に作る新規アカウントに注意が必要です。

移行アシスタントは、移行先に同名のアカウントがあると、その上書きはできません。たとえば古いマシンを「segavvy」というアカウント名で使っていた場合、新しいMacの初めての起動で「segavvy」という新規アカウントを作ってしまうと、移行アシスタントを実行した際にすでに移行先に「segavvy」がいるため、移行元の「segavvy」が移行先では「segavvy 2」といった別のアカウント名になって移行されてしまうようなのです(動かしていないので、どういった名前に変わるのかは未確認です)。そのため、初めての起動時に作る新規アカウントは、移行元のアカウント名とは異なる仮の名前にしましょう。そして、移行が終わった後で、仮で作ったアカウントを削除すれば完了です。

もし初めての起動で同じ名前のアカウントを作ってしまった私のような方は、移行アシスタントを動かした時に「ユーザーは、移行前に注意が必要です」といった注意が表示されるので移行をキャンセルして、次の手順でアカウントを作り直しましょう。
※この手順の場合、新しいMacで作ったファイルや設定内容は失われますのでご注意ください。新しいMacにはまだ必要なものが一切入っておらず、古いMacの情報をこれから移行する場合の手順です。

  1. 新しいMacに作ってしまったアカウントでログインし、もう1つ、仮の管理者アカウントを作ります。
  2. そのアカウントでログインしなおして、間違って作ってしまった移行元と同名のアカウントを削除します。この時にホームフォルダーの扱いを聞いてきますので、「ホームフォルダを削除」を選んでください。この時点で新しいMacで作ったファイルや設定が削除されます。心配な方は「ホームフォルダをディスクイメージに保存」を選んで消さずに避けておきましょう。
  3. 移行元と同じアカウントがなくなって、ユーザフォルダー内にも移行元のアカウント名のフォルダーがなくなっていることを確認してください。

これでアプリケーションのユーティリティフォルダーに入っている移行アシスタントを再度動かせば、通常通り移行できるはずです。

今回買ったUSB有線LANアダプターは、移行時で最高80MB/秒くらいの速度が出ていて、110GBくらい使っていた古いMacBook Proからの移行が1時間ほどで終わりました。OS部分があるので110GB全部を転送した訳ではないはずですが、なかなか良い感じかと思います。

移行される方の参考になれば幸いです。