segavvy’s blog

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BUFFALOの外付けポータブルSSDを買いました

仕事で使っているMacBook ProRetina 13-inch、Early 2015、macOS Mojave 10.14.6)の内蔵SSDが足りないため、BUFFALOの外付けポータブルSSDSSD-PG480U3-B/NL」を買いました。Macでの使い方やベンチマーク結果を軽くまとめておきます。

 

この製品を選んだ理由

ウチの会社は1万円超えなければAmazonでサクッと買えるので、安い外付けケースと内蔵SSDを買って組み合わせて安く済ませようと思っていたのですが、このポータブルSSDは480GBでなんと7千円を切っています。ケースと内蔵SSDの組み合わせとあまり変わらないですし、Amazonの評価も高いのでこれに決めました。 

 

ちなみに3年ほど前に内蔵SSDが足りなくなった時は、Western Digital(WD)のポータブルハードディスク「WD Elementsポータブル1.5TB」を買いました(外付けHDDの詳細は「Western Digitalのポータブルハードディスクを買いました」を)。

これまで、速度が必要なものは内蔵SSDに、遅くても良いものは外付けHDDに、と使い分けていたのですが、問題は仮想マシンVM)のイメージ ファイルです。

仕事で良く使う2つのVMのイメージを内蔵SSDに置き、時々しか使わないものを外付けHDDに置いていたのですが、良く使うVMが1つ追加になってしまい、内蔵SSDには3つ目を置く空きがありません。

でも、良く使うVMを外付けHDDに置いてしまうと、SSDに慣れきってしまった身では起動時間やアプリ起動の遅さに耐えられないので、今回外付けSSDを買ってみることにしました。

 

Macでの使い方

USBケーブルが同梱されていて、パソコン側のコネクタは普通のUSB(Type A)です。ケーブルはやわらかくて取り回ししやすいです。また、バスパワーで駆動するので電源は不要です。USBケーブルの白い注意書きのシールが本体に貼ってありますが、簡単にはがせます。

 

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Windowsであれば接続するだけで使えるのですが、Macではフォーマットが必要です。そのまま接続するとファイルは見られるのですが、NTFSでフォーマットされている関係で書き込みができません。

 

ちなみに中身は空ではなく、Windows用のファイルがいくつか入っています。

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同梱されている説明書曰く、Macについてはホームページ(http://d.buffalo.jp/ssd-pgu3nl/)の説明書を見てフォーマットしてください、とのことなので、それに従いましょう。リンク先の「パソコン接続時の捕捉情報(PDF)」または「パソコン接続時の捕捉情報(HTML)」を見るとフォーマットの手順が分かります。ちなみにmacOS 10.14向けの説明がないのですが、macOS 10.13の説明と同じです。

 

フォーマットはディスクユーティリティで行います。消去時にフォーマットを指定する流れです。手順の詳細は前述の説明書を参照してください。フォーマットはすぐに終わります。

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これでMacのための準備は終わりです。接続すれば普通に使えます。取り外す前にゴミ箱ポイを忘れずに。

 

計測結果

まず一般的なMac OS拡張(ジャーナリング)でフォーマットして、Blackmagic Disk Speed Testで速度を計測してみました。Speed Testのバージョンは3.2でStressは5GBです。

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参考までに内蔵SSDと外付けHDDも計測してみました。

まず内蔵SSD。フォーマットはAPFS(暗号化)です。

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WRITEはあまり変わらないですが、READは内蔵に比べて1/3くらいの速度です。

なお、このポータブルSSDはUSB 3.1(Gen1)という規格なので、転送速度の理論値は5Gbps(=625MB/s)です。MacBook ProRetina 13-inch、Early 2015)側もUSBは最大5Gbpsなので、転送速度はMaxの状態です。

Speed Testによる計測はランダムアクセスも実施されているので、その低下分を考えるとREADが内蔵より遅いのは、USBの転送速度がボトルネックなのかも知れません。

 

次に外付けHDD(HDDの詳細は「Western Digitalのポータブルハードディスクを買いました」を)。フォーマットはMac OS拡張(ジャーナリング、暗号化)です。

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HDDと比べるとSSDは爆速ですね。

 

続いて、今回買ったSSDを暗号化でフォーマットし直します。私の会社はセキュリティ規則で可搬媒体の暗号化が必須なためです。今回はAPFSの暗号化にしてみました。

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以下、計測結果です。

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WRITEが若干下がりましたが、何回か計測すると結果が変わるので、誤差かも知れません。とりあえずこれで使っていこうと思います。

 

以上です。検討される方の参考になれば幸いです。