仕事で使っているMacBook Pro (Retina 13-inch、Early 2015)の内蔵SSDが足りなくなってきたので、Western Digital(WD)のポータブルハードディスク「WD Elementsポータブル1.5TB」を買いました。
ウチの会社では、外に持ち出すパソコンや外付けのデバイスはフォーマットレベルでの暗号化が必須のため、はじめは同じWD製でMac用の「My Passport for Mac」にしようかと思っていたのですが、こちらは1TBでも1万円近くしてしまいます。
WD HDD ポータブルハードディスク 1TB My Passport for Mac WDBJBS0010BSL-PESN USB3.0/タイムマシン対応/暗号化パスワード保護/3年保証
- 出版社/メーカー: Western Digital
- 発売日: 2015/06/20
- メディア: 付属品
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そこで今回は、暗号化機能がなくMac専用でもない「WD Elementsポータブル 1.5TB」にして、自分で暗号化付きのフォーマットをすることにしました。これなら1.5TBでも1万円に余裕で収まりお得です。
WD HDD ポータブルハードディスク 1.5TB WD Elements Portable WDBU6Y0015BBK-EESN USB3.0/TV録画対応/3年保証
- 出版社/メーカー: Western Digital
- 発売日: 2016/06/19
- メディア: 付属品
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どうやらWDのこのシリーズはサイズが2種類あるようで、Amazonの説明はそのうちの薄い方の写真を使っているようです。購入の際は見た目に騙されないよう十分にご注意ください。
Amazonの商品写真の転載はできないようなので、届いた商品を近い角度で撮った写真を載せておきます。
ちなみに私のMacBook Proはケースを付けていて、それと比べるとMacBook Proの方が少し厚いくらいなので、あまり気にはならなくなりました。ただ、ケースを付けていない状態ならMacBook Proより厚いですし、MacBook AirやMacBookだとさらに厚みを感じそうです。この辺はご注意ください。
初期状態のフォーマットはWindows用になっています。NTFS形式のようなので、MacBook Proにつないだら認識するのかと思ったのですが、なぜか認識してくれせん。そこでつないだまま再起動したら無事に認識されました(後から思ったのですが、Parallels DesktopでWindowsやらUbuntuやらを使っていた時につないだので、もしかしたらどちらかのOSが奪っていたのかも知れません)。
認識されたらディスクユーティリティで「消去」を選んでフォーマットし直します。この際、フォーマットの種類を選ぶのですが、最初は選択肢に暗号化のフォーマットが出てきません。一度「OS X 拡張(ジャーナリング)」で消去を実行し、再びディスクユーティリティで「消去」を選ぶと、無事暗号化が選べるようになりました。私は「OS X 拡張(ジャーナリング、暗号化)」を選んで使っています。
消去が終われば準備は完了です。ディスクを接続する度に、次のようにパスワードを聞いてきますので、万一紛失しても簡単には中身が抜かれることはないでしょう。
このディスクは、主に仮想マシンのデータ用ディスクイメージの置き場と、TimeMachineのバックアップ先として使っています。TimeMachineも問題なく動作し、今のところ快適です。
速度もまずまずです。1.5TB中100GB程度使った状態での、Blackmagic Disk Speed Testの結果を載せておきます。2.5インチのHDDでは普通でしょうか。
ちなみにこちらは内蔵SSD(FileVaultで暗号化)の結果。
SSDと比べるのは酷ですが、SSDに慣れてしまうとやっぱりHDDは遅く感じますね(^^;
なお、どちらもReadに比べてWriteがかなり遅いですが、これは暗号化の影響もありそうです。
以上です。検討される方の参考になれば幸いです。