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「アストルティア乗換案内」サービス終了のお知らせ

お知らせ

ドラゴンクエスト10(以下「ドラクエ10」)の世界の経路探索サービス「アストルティア乗換案内」を2015年1月からご提供してきましたが、すでに私が4年以上前にドラクエ10を引退しており、データ更新も2016年末のバージョン3.4[後期]時点で止まっているので、近いうちにサービスを終了することにしました。

ご愛用いただき、ありがとうございました。

サービスの内容

終わってしまうサービスを今さら紹介しても意味はないのですが、こんなサービスをやっていました。

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振り返り

以下、自分向けに軽く振り返ってなつかしみます。

きっかけ

サービスを作ろうと思ったきっかけは、ドラクエ10のマップが広大で地名と場所が覚えられず移動経路を調べるのに苦労していたことと、2014年後半にマイクロソフトさんが Visual Studio Community 2013 という無償版の開発環境を公開してくれたことで Microsoft Azure の Web アプリケーションが無料で簡単に作れるようになったことです。

当時の Visual StudioMicrosoft Azure の状況

今となっては何も役に立ちませんが(こんな古い記事を参考にしたら逆に危険)、当時の Visual StudioMicrosoft Azure との格闘記録です。

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リリース

ドラクエ10の経路探索サービスをC#ASP.NETで実装して、当時のVer1のデータが入れ終わって公開を始めたのが2015年1月です。

twitter.com

Twitterで拡散いただき多くの方の知っていただくことができました。あ、Twitter ライトユーザーの私にとっては、100件越えるいいねやリツイートはすごいことなのです。

その後、ドラクエ10のバージョンアップで地図が広がり移動手段も増えて、それへの追従に追われます。飛竜の対応でゲーム画像の利用許諾がらみに苦戦したのを覚えています。ゲーム内の地図画像はそのままなら利用できるのですが編集が許諾されていないので、飛行経路を地図上で示せなかったのです。泣く泣く地図を描きました。

2016年1月には、モンスターの生息情報を公開されている方にご協力をいただき、目的地の代わりにモンスター名を入れたら最寄りの生息地を割り出して経路を探せるようにしました。

2016年4月には、マップの詳細情報を公開されている方に許可をいただき、経路に登場する各地の詳細情報を確認できるようにしました。

2016年7月には、魚の生息情報を公開されている方に許可をいただき、目的地の代わりに魚の名前で最寄りの生息地までの経路を探せるようにしました。ただ、魚ブームが過ぎた後の公開になってしまい、あまり利用されなかった機能です……

2016年12月が最後の更新でした。私も年明けごろに引退しています。

まとめ

振り返ってみると、なんというか趣味駆動開発のパワーはすごいですね。

開発に使った C#ASP.NET は仕事でまともに使っていなかったので見よう見まねでしたし Microsoft Azure も初めて使いましたが、発想から2ヶ月くらいでリリースできています。機能追加のために、関連サイトを運営されている方やデータを保有されている方と相談してデータ利用やサイト連携の許可を取ったりもしています。仕事以上に仕事みたいなことしてますね。

またそのうち、何か作ってみたいものです。